2019/2/13
今日は、社労士会主催の
改正法令研修会の二日目に参加。
さまざまな法律について
改正(変更)のあった事項を
聴講する研修会。
特に聴きたかったのは
「出入国管理及び難民認定法」について。
私は、一昨年、ベトナムを訪問し、
外国人技能実習生の実態を知ろうとしました。
建前は、技術。
しかし実際は人手不足の解消。
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実習制度の建前は、日本の技術を外国に伝える。ことですが、
実際は、国内の少子化による労働力不足の補てんになっています。
賃金水準の異なる発展途上国から、
「3年」(法改正後は、5年に延長もあり。)限定で、
安価な労働力として受入れ、利用していることが多いのではないでしょうか。
技術移転もままならず、
このままでは、国内では、過剰に働かせている人を
不幸にする現状が社会問題になっていますが、
外国から受入れている外国人も不幸にしてしまう。
「働くことの喜び」など、どこを探して見つからなくなる。
2017/11/2 ブログより
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5年滞在した実習生をさらに
日本で働いてもらえるようにするのが
今回の出入国管理法の変更だと思います。
今日の話は、制度全体の概要でした。
実務家として、参考になる情報は少なかった・・
今後も外国人の就労については、
高い関心をもって取組みたいと思います。