2017/11/2
さあ、今日からベトナム ホーチミン市へ。
全国から集まった社労士メンバーで
「外国人技能実習制度」について、
学びに行きます。
実習制度の建前は、日本の技術を外国に伝える。ことですが、
実際は、国内の少子化による労働力不足の補てんになっています。
賃金水準の異なる発展途上国から、
「3年」(法改正後は、5年に延長もあり。)限定で、
安価な労働力として受入れ、利用していることが多いのではないでしょうか。
技術移転もままならず、
このままでは、国内では、過剰に働かせている人を
不幸にする現状が社会問題になっていますが、
外国から受入れている外国人も不幸にしてしまう。
「働くことの喜び」など、どこを探して見つからなくなる。
法改正(平成29年11月1日施行)では、ルールを厳格にして、
「受入れる外国人の人権を守る。」としていますが、
ルールを厳しくしても、おそらく誰も幸せにはならない。と思う。
では、どうするのか?
その、答えの一つが、
東大阪の三島硝子建材株式会社様のベトナム工場にあります。
今回の目的は、
現地工場やベトナム実習生だった方の実家を訪問し、
そこで何を感じるか?どう想うか?体感してきます。
前置きが長くなりましたが、
午前の便で、関西国際空港から出発。
関西からは、私を含め3人。
今日の夕方に、各地から現地ホテルに集合。となってます。
実は、私は、海外旅行は20年ぶり、東南アジアは初渡航です。
前述の目的を果たして達成できるのか?
それとも、おなかを壊して、それどころではなくなるのか??
期待と不安が半分ずつです。
離陸は、少し遅れましたが、予定通りにホーチミン空港に到着。
現地は30度を超えていますが、
曇り空でした。
タクシーに乗り込み、宿泊するアジアンホテルへ。
話に聞いていた、バイクと車の混在する不思議な世界。
空港からホーチミン市内中心部まで、ほとんど信号がありません。
ものすごいスピード感で、合流と右左折と割り込みと車線変更が繰り返されます。
驚きつつも、ホテルに到着。少し休憩して
ひとまず、ホテルに着いた4人で
周辺の探検に繰り出しました。
ホーチミン市中心部は、私が想像するよりも
はるかに都市化が進んでいました。
川沿いをうろうろして、元、来た方に戻ろうとすると
そこは、猛スピードで車とバイクが走る道路を横切る必要があります。
4人で、「せ〜〜の」で、わたるはずでしたが、
私は、ビビッて、出遅れてしまい、一緒に渡れませんでした。
「やばい〜〜!!取り残される〜」と焦りましたが
意を決して、一人渡ることとなりました。