2022/7/10
今日は朝10時から
大阪高津宮にて
中国古典「大学」を学ぶ講座に参加。
全7回シリーズ。
主催は、陽明学講座にて
大変お世話になった
咸生書院 難波征男先生
本日は、午前中は三綱領
午後からは八条目について学び、
そして参加者同士で
グループに分かれ対話しました。
三綱領は、
止至善、親民(新民)、明明徳
八条目は、
格物、致知、誠意、正心、修身、斉家、治国、平天下
とされています。
今日の学びで印象に残ったのは
大学第一章二節に書かれている
八条目には、往路と復路があるということ。
私は、往路は〜しようとする(do)状態、
復路は〜である(be)状態を
表現しているのではと思いました。
それをグループ発表としました。
難波先生からは、
復路は、本来の自然な世界である。
との指摘をいただき、
「なるほど〜」と感銘を受けました。
また、大学第一章一節の終わりに
「事(こと)には終わりと始めとがある。」と
書かれていて、
「始まりがあって終わりがあるのではないんだ!」と
驚きました。
「終わりがあるからこそ
新しいことが生まれるんだ。」
「冬があるからこそ
春に芽生えるんだ。」
難波先生に教えていただいた
智蔵説に繋がる思考だなと
これもまた大変感銘を受けました。
あっという間に夕方5時までの
講義が終了です。
次回もまた楽しみです。