2021/8/6
今日は午後から
顧問先様を訪問。
就業規則作成のミーティング
第3回目。
4代目となる若き社長様。
これからの企業経営に
新しい展望をお持ちです。
ここ数年で
中小企業においても
就業規則作成のニーズが
格段に高まりました。
労働基準法を代表とする
労働法への意識の高まりと
連動しています。
ただ、作成の動機が
企業経営上の
「リスク管理」として
就業規則を作ろうとするのは
良くないと考えています。
就業規則の記載内容は
労働法をベースとした
働く従業員さんと
企業との約束事(契約内容)です。
従業員さんとの約束事を
リスクと捉えるのは
企業と従業員の関係を
対立軸に向かわせることに
つながります。
もちろん、不良社員への存在を
危惧することは否定しませんが、
従業員さんと企業は
同じ目標に向かって、
ベクトルをそろえていくことが
理想ですね。
今日のミーティングで
「就業規則はリスク管理ではなくて
社員さんとの関係性アップのために
作りたいですね」とお伝えしました。
その土台に就業規則が
役割を担ってもらえればと思います。