2021/1/7
今日は朝から
兵庫県社労士会の役員一同で
行政官庁へあいさつ回り。
ご面談いただいた労働行政のトップの方が
「今年度は、ここまで
重大な労災事故が多い」ので、
次の宣言を2020年11月に発出されたとのこと。
兵庫労働局長が『兵庫緊急死亡労働災害根絶宣言』発出! - YouTube
それを伺って我々社労士役員は
・コロナ禍で、
危険な作業を伴う職場での
密の回避、マスク着用により、
人と人のコミュニケーションが
・密の回避は、単独作業の状態を作り、
例えばベテランと新人のコンビでの
作業やOJTができなくなっている。
・安全会議がリアルで開催されず、
安全への意識、事故事例の共有ができず
また議題はコロナ対策に費やされている。
などが原因となっているのではないかと
お話しました。
また、感染した場合の
全社的な休業を回避するため
A班、B班等の交代勤務を
実施している場合
勤務のリズムがうまく作れず
注意力が散漫になっているおそれや、
工期や納期のひっ迫により
焦りが発生しているおそれなどが
要因になっているかもしれません。
コロナで経済が停滞し、業務量が減り
労災事故もそれに応じて減少していると
思い込んでいましたが
反対の状況になっているようです。
今一度、それぞれの職場にて
安全意識を高め、
現場でそれを実践して
いただきたいと思います。