2020/3/19
今日は、阪急淡路駅周辺の
連続立体交差工事の
深夜の線路切替工事を見学に。
夜の11時40分に顧問先様に到着。
そこから、車に同乗させていただき
現場に向かいします。
私は現場から離れたところで見ていましたが、
駅周辺には、大勢の人が待機していました。
最終電車が通り過ぎると
一斉に人が線路内に。
200人くらいは、いたと思います。
そこから3時間余り、ものすごい勢いで
工事が進みました。
バラスト(敷き詰めた石)をスコップで脇に運び
1.5Mくらいの鉄製の爪楊枝を20人一チームで
枕木と地面の間に差し込み、てこの原理で
少しずつ線路を動かしていきます。
全て人力で進みます。
その間、線路を進むことのできる
フォークリフトやバラストを積んだトラックが
線路を行き来します。
架線を切り替えるため、ハシゴに上り
部品を取り外し、そして取り付けます。
線路が少しホームから離れるため、
その隙間を埋めるための工事も進みます。
架線の高さを5MくらいのT型の棒で、
確認します。
移動した線路の左右の間隔、高低差を
バラストを戻したあとに、
1.5Mの爪楊枝を使って 、何度も微調整します。
そして、朝4時ごろには、
すっかり静寂が戻っていました。
例えると、
子どもが寝静まった後、
200体の働き者の人形が
おもちゃ箱から飛び出してきて
ドカドカと工事を進め、
完璧に仕上げて、
おもちゃ箱に戻り
何事も無かったかのように
始発の走る朝がやってくる。
そんな感じでした。
朝になれば、移動した線路の上を
乗客は何も知らずに
電車に乗っているんだろうと思います。
日常生活の縁の下の力持ち!
凄いことですね。
そんなことを想いながら
朝の5時に帰宅しました。
社労士として、とても貴重な経験ができました。
ありがとうございました。
そして現場の皆様、大変お疲れ様でした。