2019/7/11
今日は、夜から顧問税理士事務所の主催する
納涼例会に参加。
セミナーと懇親会の企画です。
セミナーは、昨年に続き、
働き方改革をテーマに
私を含めて3人の社労士が
それぞれの切り口で、講師を務めました。
私は2番手として、
働き方改革を考える前に
そもそも「働き方」とはなんぞや??
働き方とは、企業と働く人との関係性ではないか?
というところから、
日本の労働観について考えているところを
パワポのアニメーション機能を使い
想うところをお伝えさせていただきました。
これまでの長い間(敗戦から今日まで)
人が、自らの内面に持っている良心を
発揮させる「場」として、存在していたのが
職場だったのではないか?
その良心に蓋をすることなく、
職場で発揮してもらう仕組みを整えたのが
昭和時代の著名な経営者
(松下さん、本田さん、盛田さん、稲盛さん・・)
だったのではないか?
今現在、その良心を発揮する場としての力が
職場に無くなってきている。
これから、もう一度、
職場にその力を戻す取組みをするべきではないか?
というのが私の想うところです。
現在、大企業において言われることは
会社の経営者は、放っておくと悪いことをする。
よって、外部から監視する。
会社は、株主のために利益を上げる。
よって、利益が出ないのであれば
人件費を削減することを含めて
株主の要求にこたえる。のが
グローバルスタンダード??
という流れではないかと感じています。
私は、そんな風潮には危機感を覚えています。
特に中小企業は、経営者の内面にある良心と
働く人の良心が結びつく仕組みを作り、
企業経営を進めていただくことが大切だと思います。
そこに社労士としてサポートすることができれば!
そんな風に想っております。
働き方とはなんぞや??職場とはなんぞや?
そんなことを改めて考えていただく契機となるのが
働き方改革ではないかと思います。
皆様、いかがでしょうか