2019/4/9
今日は、唐突に、
紙幣のデザインが一新される。
というニュースが流れ、
驚きましたね。
しかも、1万円札には、
論語とそろばん、道徳経済合一説、
道徳と経済は紙の裏表の関係であると唱えられた
渋沢栄一翁!!
さらに、めちゃくちゃ驚きました。
私は、道徳経済合一説を初めて聞いたとき、
道徳(世の中をより良くしようとする気持ち)と
経済(資本主義の世の中で、金銭的に裕福になろうとする気持ち)は
どちらか一方だけを標榜するのではなく、
どちらも同時に追求する。それがなくてはならないし
また可能である。という考え方に衝撃を受けました。
その後、事務所の新年のあいさつでも
スタッフに向けて話をしたり
自分の中でイメージした
「道徳経済一体の樹」を描いたりしました。
自分自身の事務所経営や関与する中小企業の経営者とも
この考え方を実践する。
そんな仕事を社労士としてやっていきたい!と
強く思いました。
ただ、今回の紙幣のニュースを見て、
渋沢翁が、現代経済の象徴である紙幣になる。
1万円の一面になってしまうと、
反対側の道徳が見えなくなるのではないか??
それは、渋沢翁の本望ではないかもしれないなとも・・
道徳と経済は、メビウスの輪のように
ぐるぐると回り続け、
一体化するイメージで進みたい。
それと、キャッシュレス化が進んだときに、
最後の1万円札になる可能性もありますね。
5年後をめどに発行されるようですが
とても楽しみです。