2018/8/7
今日は、午後から神戸三宮での
社労士会のイベントに参加。
そもそもは、社労士が行っている手続代行業務の
電子申請を促進することを目的にした企画です。
その中で、愛知県からお招きした
講師の講演会がありました。
講師の方は、社労士会と政府との間で、
今後の社労士会の業務を検討する部会があるそうで
そこの委員を長く務めておられる方です。
さらなるITの進歩と、これからのAI時代到来。
私たちが日常、「仕事」としている業務は
ほとんどが、自動化される時代の始まりに
立っているといわれています。
ただ、手続きの電子化と、手続きの自動化は全くの別のモノですね。
今日の講演内容は、私自身が、ぼんやりと想像していた
未来予想図を、確信させる内容でした。
先日の日経新聞にも、人事労務系の手続きを
自動化することで、企業の負担が大幅に削減される。
という記事が載ったばかりです。
確かに、社員が入社した時に、
氏名や生年月日などの同じデータを
それぞれの役所に別々に届出る手間は
このデータ管理社会・ネット社会では
無駄・負担となってしまいますね。
「仕事」とされていた業務が「作業」となり、
「作業」とされていた業務が「無駄」となることが
業務改善として、当たり前になっていますね。
今日の講演では、これからの未来は、
その従来型の業務改善の延長戦ではなく、
BPR(Business Process Reengineering)という言葉がキーワードになる。
ということでした。
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BPRで、再構築するのは「業務内容」ではなく主に「業務フロー」。
業務フロー自体には手をつけない「業務改善」とは、その点が大きく違っています。
BPRでは「このプロセス自体に問題がある」と考え、
今までのプロセスを考え直し再構築することを最大の目標としています。
https://www.manetama.jp/report/term-bpr/
より抜粋
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さあ、これから、私たち社労士という職業が
世の中に必要とされる仕事をし続けることができるのか。
その大きな転換点に立っていると感じました。
なにやら、未知の世界へ進みゆくスタートライン。
ちょっと、ワクワクしています。