2018/7/5
今日は、大雨が降る中ですが、
夜から、顧問税理士先生が主催する納涼会にて、
「働き方改革」に関するパネルディスカッションの
パネリストを務めました。
3名の社労士が、先日、法案が成立した
働き方改革関連法案を分担して解説し、
その後、「人事労務」をテーマに
パネルディスカッションへと進む
プログラムでした。
私は、冒頭に、
国の政策に、企業は振り回されている現状がある。
矛盾がある中で、経営者は混乱しているのではないか。
・労働人口減少と言いながら
⇔労働時間の制限
⇔年次有給休暇5日取得が法制化され、
・多様な働き方と言いながら
⇔同一労働同一賃金(有期労働者を一掃する・・)を求められ
・生産性向上と言いながら、
⇔厳格な解雇規制・労働時間に応じた給料の支払
(企業のホンネは、高度プロフェッショナルではなくて、
生産性の低い社員に、労働時間数に連動しないルールを当てはめたい。
でも、一人一人の社員は、頑張っているはず。
その人の持てる能力は発揮しているのなら、それはできない。)
を求められる。
そんな中で、法律が変更されるわけですが、
思考停止にならず、その企業ごとに、
できることは何か。を是非ご検討いただきたい。と
お話をしました。
それと、法律ばかりに気を取られて
企業の「風土」が、悪くなったり、枯れてしまっては
元も子もないので、そこにも力点を置いていただきたい。
というようなことを、お伝えしたつもりです。
参加者100名あまりの2時間のイベントが無事に終了し、
その後、懇親会となりました。
緊張が解かれた中でのビール
美味かったです!
ただ、帰りは大雨の中でしたので、
無事に帰宅できるか心配でしたが
何とか家に到着しました。
パネリストという機会を与えていただき
感謝です。
お世話になりました。ありがとうございました。