2018/5/23
今日は、兵庫県土地家屋調査士会様の
総会後の懇親会に、会長の代理として出席。
壇上でご挨拶をされる方々のお話を伺っていると
「日本には、所有者の不明な土地が、多くある。
今後、都市への集中がより進むと、過疎地域等での
登記(相続登記)がおろそかになるケースも想定される。
不明となる土地が、ますます増えていき、
北海道の面積と同じ程度になるおそれがある。」とのこと。
所有者の所在の把握が難しい土地への対応方策に関する検討(国土交通省HP)↓
http://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/iten/seisakutokatsu_iten_tk_000002.html
我々社労士が、というか、私自身が、まったく知らない日本の問題を
土地家屋調査士会さんが、取り組んでおられることに
少なからず、驚きました。
日本政府としては、所有者不明の土地が増えると
税収に影響があるし、不明の土地は、それを活用しようとしても
登記問題をクリアできないから、そのまま放置される。
それは、経済活動にとっては、マイナスである。という
問題意識なんだろうと思います。
ただ、誤解をおそれず、述べますと
地球上の、日本の「土地」を、
可能な限り人間の所有物として登記すること。
って、地球の地面をお借りし、生存している
動物としての「ヒト」という観点から見ると、
なにか、土地=地面に対する捉え方が
違うような気もします。
皆さんは、いかがお考えでしょうか。