2018/5/11
今日は、夜から、事務所近くで会食。
うちの事務所に労働保険事務を
30年近くご依頼いただいている個人事務所のTさんと。
私が、今の事務所に就職して、
間もないくらいの時期からのお客様。
これまで、ほとんど、お話をすることが
できませんでした。
3月に開催した弊所主催の労働法セミナーに
ご参加を頂き、その際に
「一度、飲みに行きましょう」となっていました。
お店に入り、近況を少しお伝えすると
Tさんは、
「私は、古澤さんのお父さんとサラリーマン時代
一緒の会社で働いていたんやで〜
一度、ゆっくり話をしたかったんや〜」とのこと。
これには、ホントにビックリしました!
弊所に業務を委託いただいている理由が分かりました。
父は他界して、もう15年になります。
昭和53年に、今の事務所を創業した父ですが、
私は、恥ずかしながら、父が、どのように生きてきたか
生前、聞いたことがありませんでした。
「私は事務系で、古澤さんは営業畑やった。
あ〜、昭和53年か・・そうやな〜
古澤さんは、その前に、独立したな〜」
「日中は、営業で飛び回っていたから
そんなに、話はしなかったけどね〜
古澤さんが、居ないとき、仲間内で飲んでいても、
なんで、あの人は、あんな大きな契約を取れるんや?
って、話題に上る人やったで〜」
「声もデカいし、威圧感があったな〜
相手も、知らず知らずに、古澤さんのペースに
巻き込まれていったんとちゃうかな〜」
などなど、
「あ〜〜、そんな感じやったんか〜
うんうん、そうやろな〜」と
私は当時の父の容姿を思い出しつつ、
お話を聞いていました。
「昔話を、したかったんや〜
こんな話をできる人が、もう居ないからね〜
いや〜今日は楽しかった〜」と
ほろ酔い加減で、お帰りになられました。
私は、4月19日の盛和塾での経営体験発表で
「父が生前、どのように生きてきたか?聞いたことがありません。」と
原稿に書き、そのまま発表したのですが
まさか、こんなことを聞くことができるなんて!
ちょっと鳥肌が立ちました。
Tさん、はるばる西宮まで
ありがとうございました。
また、第2弾を楽しみにしております。
ありがとうございました。