2018/1/5
さあ、今日は仕事始め!
今年も頑張っていきます。
さてさて、年頭に当たり想うことですが、
現在の日本社会において
「人と企業組織のよりよい関係性」が
大きなテーマだと思っています。
(私は政府が言うところの「働き方改革」は
ちょっと違うと捉えています。)
よりよい関係性をつくるには
働くことと私生活との緩やかな連動が必要ではないかと
考えています。
昨今は、「ワークライフバランス」という
言葉が表すように
仕事と私生活を、しっかり分けて、バランスをとっていく。
ことを目指すことが常識となりつつありますが、
しっかり分けてしまうと
「しんどい」んじゃないのかな〜
と思います。
日本は、古来から、それぞれ、その地域に定住し
周りの人たちと、仕事も生活も助け合いながら暮らしてきた。
そんな風土を、現代でもベースにしたほうが
しっくりくるのではないのかな。と思っています。
仕事をするときと生活をするときのグループが
全く別グループではない。というイメージです。
同一の「輪っか」ではないけど、重なり合う部分がある。
それは、身体面に限らず、精神面での重なりでもいいと思うんです。
なので、「仕事と生活」を切り分けない。
「権利と義務」の枠組みを、前面に押し出し過ぎない職場。
そんな仕事の場づくり。ができればいいな。と思います。
過度に「働かされている人」は法律で守る必要はあると思いますが、
「働くことは悪いこと」となりすぎることは
1週間のうちの5日間を「悪いこと」に費やしている。ことになります。
そういうとらえ方は、ホントにしんどくなるんじゃあないのかな。
「働くことのよろこび探し」を
自分の事務所でも取組みたいし
労務管理のアドバイザーとして
社労士業務でも提案できればと思います。
どうぞ本年もよろしくお願いいたします。