2017/11/21
今日は、労働法入門講座6回シリーズの
第5回目です。
本日のテーマは、
〜賃金支払5原則、賞与、退職金、定額残業手当の危機〜
でした。
支払5原則は、普段、実社会で「当たり前〜」となっていることの
法的な裏付けを、確認しました。
例えば、支払いは、原則、
通貨で、かつ円(¥)で支払う必要がある。(通貨払いの原則)
ドルやユーロは不可。ということなどをお伝えしました。
賞与と退職金は、日本の特有の制度であり、
法律に明文化されたものがないので
私なりの考えをまとめたものを資料としました。
最後の「定額残業手当の危機」は、
世の中で広く運用されている「定額残業手当」の運用について
昨今の裁判例を踏まえて、
金額を明示するだけでは、まったく不十分であり、
本当にしっかりと運用しなければならないことを
お伝えしました。
少しでも、今後の取組みのお役に立てればと思います。