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2016/1/25

今日は、夜から

私が参加している「盛和塾大阪」で、

人事労務講座の第4回目が開催されました。

全5回シリーズですが、いよいよ佳境に入りました。

テーマは「就業規則」です。

しかし世間一般でイメージする

「就業規則」のセミナーではありません。

社長と社員さんが心を一つにするためにどうしていくか。が

全体を通しての大きなテーマですので、

そのテーマに沿っての企画・進行です。

私は、

渋沢栄一の提唱した「道徳経済合一説」→「論語とそろばん」を

現代の会社において、実現させたい。と考えていますので

渋沢の略歴や残っている史料をベースにした

お話をさせていただきました。

「論語」に次の教えがあります。

『子曰く、之を導くに政を以てし、之を斉うるに刑を以てすれば、

民免れて恥じることなし。之を導くに徳を以てし、

之を斉うるに礼を以てすれば、恥有りて且つ格(正)し。』

『行政を法制のみに依ったり、治安に刑罰のみを用いたりするのでは、

民はその法制や刑罰にひっかかりさえしなけらば何をしても大丈夫だとして、

そのように振る舞ってなんの恥ずるところもない。

(しかしその逆に)行政を道徳に基づき、治安に世の規範を第一とすれば、

心から不善を恥じて正しくなる。』(加地伸行著「論語 全訳注」より)

→会社の社長は一国一城の殿様です。

そこで働く社員さんは、その国民と言えると思います。

就業規則という「法」や「罰」のみで、会社の維持運営を行なえば

それに引っかからなければ、問題ない。

という考えが生まれるおそれがあります。

例えば、始業時間ギリギリに会社へ飛び込んできた社員さんに

社長さんが「もっと早く出社しなさい。」と注意したとしても

「何か問題ありますか?」「始業時間から仕事しますので」と

返事が来るかもしれません。

そんな時に、就業規則に「罰則を強化して」と

考えてしまうことへの警笛を

この論語の教えから学べるのではないか。

と、私のパートでのレジュメの中に取り入れて

お話をさせていただきました。

とても難しいテーマですが

引き続き取り組んでいきます。

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