2016/1/14
今日は、午後から社労士会尼崎支部さんの
研修会に参加。
テーマは、
「日本の労働法制の100年史」
講師は、大学の教授先生です。
先生は、
「労働法は、昔はおおらかな法律だった」
「労働の「ドウ」に「働」という漢字が
使われ始めたのは、ここ100年くらい」
「仕事に打ち込み、そこに喜びを見つける。という日本の勤労観」
「西欧では、「レイバー」=つらいもの。と考えるのが一般的」
「人類が農耕生活をしているときには、労働のルールはいらなかった。」
「ブルーカラーの出現で、ルールが必要となった」
「日本の労働契約は「何をするか」ではなく「どこに所属するか」が重要で、
労働の内容が限定されていない。これは、とても不思議」
「今の日本の慣行(終身雇用、年功序列、企業内組合)は、
戦時中の1940年にできた。その目的は、弱い国(日本)が
限られた人的資源をいかに合理的・効率的に使うか。であった」
などなどの指摘をされました。
現在を知るには、過去の歴史を知ることが必要ですね。
まさに温故知新です。
とても有意義でした。