2013/5/1
GWいかがお過ごしでしょうか?
幣所は、暦通りの勤務です。
さて、今日は、隔週開催の
「事務所勉強会」の日でした。
順番に講師役になり、
話をしています。
本日の担当は、私でした。
テーマの一つは、
「専門家がついつい陥ってしまうこと」
先日、池上彰さんが、新聞紙上に書いた
コラムを元にスタッフに話をしました。
そのコラムは、ボストンでのテロについて
新聞各社がどのように報道したかを
まず、綴っていました。
犯人兄弟が「チェチェン共和国系」であること。
では、「チェチェン」がどこにあるのか?
また、捕まった犯人には「ミランダ権」について
告知されていない事。
「ミランダ権」とは、何か?
新聞記者が一般読者に
どのように事件を伝えるべきかを
問うものでした。
専門家ならば、チェチェンがどこにあるかは
自明ですが、一般の人には分からない。
「ミランダ権(警告)」は、なぜ「ミランダ」と
(↑ウィキペデイアより)
名付けられているのか
一般の人には分からない。
そこを一般の人の視点に立って
記事にすることが、新聞記者には求められる。
そんなことがコラムには書かれていました。
この池上さんの言葉は、
我々、社会保険労務士事務所にも
当てはまります。
事務所内部で、話をするときには、
専門用語をそのまま使い、
お互い通じます。
しかし、専門用語を知らない
お客様にいかに分かりやすく
説明できるか。
お客様の脳裏をよぎる、
疑問に答えつつ
いかに仕事を進めていくか。
実務上は、なかなか難しいとは思いますが
常に、頭の中には、それを置いて
業務をしていきたい。
そんなことを自戒を込めて
スタッフに話をしました。
説明能力のセンスを磨く。
そんな取組が必要です。
はい、スタッフと共に頑張ります。