2008/7/2
今日は、午後から丸岡会計事務所様の
恒例の研修会に講師として1コマいただき
講義をしました。
第1部の若手税理士
M先生の講義に続いて、
第2部「労務問題・年金問題Q&A」
というタイトルで1時間30分。
日頃の気になる事項について
Q&A形式で解説をしました。
「70歳報酬50万円の会長様は
年金をもらえるのでしょうか」
「時間給の人には1分単位で給料を
支払わなければならないのでしょうか」
などなど。
大変熱心に聞いていただきました。
終了後、「税務の話より皆さん熱心でしたよ」
と声を掛けていただきました。
昨今、確かに税務より労務のほうが
関心が高いと思うときがあります。
それは大変、仕事冥利に尽きるのですが、
しかしながらその反面、
所得税、法人税、相続税、固定資産税、
損金算入不算入、特別措置の延長などなど
(思いつくまま今日聞いた言葉を並べました)
一般の人から見ると
「税務」は難しすぎてさっぱり分からない。
「年金」のような、関心があるから
ちょっと聞いてみようかと
思わせない、素人を寄せ付けない
難解さがあります。
だからこそ「税理士の先生」にお任せする。
だからこそ世間にニーズがある。
やはり税理士は高度の専門知識が
要求される職業であると言えます。
翻って「社会保険労務士」の
専門性とは?
一般の人には手に負えないから
任せようと思われるところが
あるのだろうかと自問自答。
また、そのニーズがあるとすれば
しっかり、その要求に答えねばならない。
講義を終え、緊張感から解放される中で
そんなことを思いました。