2008/2/9
今日は、神戸で研修会でした。
兵庫労働局紛争調整委員会で
「あっせん委員」*をされている
我が西宮支部O先生が
講師を務められました。
紛争調整委員会とは、近年
多発する「個別労働紛争」を
裁判に頼らずに円満解決させる
ために設けられた委員会です。
O先生は、労使双方が折り合える
解決策を「あっせん」案*として
提案する仕事をされています。
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※ 「あっせん」とは
民事上の個別労働紛争について、
都道府県労働局長が紛争調整委員会に
あっせんを委任し、紛争の円満な
解決を図る制度。
兵庫紛争調整委員会は、
弁護士2名、大学教授3名、
社会保険労務士1名の計6名の
あっせん委員で組織され、
あっせん委員が紛争当事者の
主張を確かめ、あっせん案を提
示するなど、紛争当事者間の
調整を行い、話合いを促進し、
紛争の円満な解決を図っている。
(兵庫労働局HPより抜粋)
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ただし、あくまでも
従業員一個人と使用者との
「個別」労働紛争に
ついて、解決をはかる
制度です。
講義では、ご自身が
担当された事案を紹介して
いただきました。
解決は、やはりどうしても
金銭的なものになるようですが
今日は、その「解決金」の
金額なども例示してもらったので
大変参考になった。
いつ何時、特定社会保険労務士として
あっせん代理人になるかもしれません。
「あっせん」の現場をイメージ
することができ、有意義な研修会でした。
O先生、ありがとうございました。