2007/3/28
今日は、兵庫県社会保険労務士会が
実施する今年度最後の研修会でした。
第1部は、裁判員制度の啓蒙用に法務省が
作成したビデオを見ました。
西村雅彦さん、中村雅俊さんら
有名俳優が出演されていました。
(監督は中村雅俊さんのようです・・・)
実際は、こんな風にはいかないだろうと
思いつつも、最後までしっかり見ました。
第2部は、士業の間で、しばしば問題となる
その資格をもって「どこまで仕事ができるか」を
色々な事例を挙げ、勉強しました。
一般の方から見れば、社会保険労務士であろうが
税理士であろうが、行政書士であろうが、
やってほしい仕事を全部、一人に任せることが
できれば一番いいのでしょう。
しかし、仕事を受ける側である士業の業界では、
「ここまではできるが、ここからはダメ」
という境界線があり、その線をめぐって
ずっと綱引きをやっています。
それ(綱引き)がその業界を守ることになるのか?
それが依頼者の利便に叶うのか?
との疑問もあります。
その一方、法律がこれほどまで複雑化してしまった
現在、その分野の処理は、その専門資格者に
任せなければ、依頼者の不利益に繋がることも
起こり得ますし、実際に専門外の人の中途半端な
知識で依頼者が不利益を被っているケースが多くあります。
私の事務所にも日常の仕事の話の中で、
税務や法務の相談を頂くことがあります。
一般的なことは、お答えしますが、
「最終的には、その専門家にご確認ください」
「よろしければ、ご紹介いたしますよ」と
回答しています。
現在の士業は、その専門分野の中でも
法律改正が目白押しですし、それに
対応するための方策や考え方の修正など
日々研鑽を求められています。
労働保険、年金、社会保険、労務管理などの
分野は、社会保険労務士にお任せください。