2006/5/11
先日、顧問先の従業員さんの年金申請を代行するため
会社を訪問したのですが、その方が
ターンアラウンド用」を自宅から持って来られました。
年金の受給資格があると思われる方の自宅へ直接、
年金申請用紙が事前に郵送される制度で、
年金に関するサービス向上のため最近になって
始められました。
私も実物を初めて見たので「へ〜こんな風になっているのか」と
マジマジと眺める。
氏名や住所や基礎年金番号がすでに印字されていますね。
これでやっと「厚生年金住所変更届」の意味が出てきます。
(若い頃の住所を引越しのたびに届け出る意味は無いと思うけど)
今までならば、白紙の用紙をこちらで準備して
すべて手書きで作成しなければならなかったのに・・・
助かります。
特に良いなと思ったのは、「年金の加入状況」のページで、
基礎年金番号で把握できている年金の加入歴が、印字されて
いることです。
これまでは、ご本人に職歴などを思い出してもらいメモ書きに
してもらってました。それが社会保険事務所のコンピューターの
データと合致していればOKですが、合わない時には調べないと
いけません。(事前に加入期間の調査をする方がいい時もあり)
事前に送られた裁定書に職歴や国民年金加入状況が印字されて
いますので、それを見てもらい記録漏れが無いかを確認して
もらうことができます。
「これで加入期間の漏れは無いですか」と私
「はい、職歴全部載ってます。」とご本人
過去の年金加入状況を基礎年金番号に集約した成果ですね。
便利です。