2006/3/7
今日は、定年等の延長について相談依頼があったので
顧問先に伺った。
平成18年4月1日以降は、定年等を段階的に
引き上げなくては、いけないことになっている。
なぜ「定年等」と言うかですが、
1定年を延長する
2定年は60歳のままで、再雇用または継続雇用制度を導入する
3定年の廃止
のいずれかを導入してください。と法律上なっているからです。
すべての企業が仮に定年を引き上げれば
いわゆる「2007年問題」は2007年には
起こらなくなるでしょう。
問題は、再雇用制度もしくは継続雇用制度を導入した場合に
一定の(客観的な)基準に達した従業員さんのみを
再雇用できる。としてもOKだということです。
客観的な基準とは、なにか?
どの程度の高さを基準(ハードル)とするか?
難しいです。
同時に60歳以降の賃金設定についても
検討が必要ですね。
4月までには少し時間が足りないですが
非常に大切なことですので
慌てずじっくりとご相談に乗りたいと
思っています。