2006/1/3
今年の社会保険労務士会、最大のテーマ
「特定社会保険労務士」
今年4月から63時間の能力担保のための
必修研修が始まり6月中旬に試験があるようです。
(18年度は下半期にもう1回研修&試験あり)
私は県で研修委員会に所属していることもあり
さまざまなご質問やご意見を伺います。
まずは目先の研修と試験を通過することが先決ですが、
試験が終わったあとが肝心ですよね。
「特定社会保険労務士」と名乗ることができても
実務はまた別物です。それは元々の「社会保険労務士」資格に
ついてもまた他の士業についても同じで、そこからがスタートですね。
あっせんのための判例研究、和解内容の落とし所の判断、
和解締結のための書面作りのノウハウ、
当事者に満足してもらうための当事者心理の研究などなど
さらに奥深く勉強しなければならないことが山ほどあります。
これらを机上で勉強しつつ、且つ実践を通じ自らにフィードバックし
また各種研修会や勉強会で資質を高めていかなければ
「プロ」にはなれないですよね。
「特定社会保険労務士の研修&試験」より
「特定社会保険労務士のその後」が
より重要となってくると思います。
まだ書きたいことがありますが、また後日に。