2005/12/25
昨日のフィギアスケート女子SPを見て思う。
(男子の織田さんは、ホントに気の毒だった・・・)
クリスマスイブの7時からTV放映されるに
相応しいハイレベルの試合だったと思う。
スケートのまったく素人の私も
なぜかしら心揺さぶられ鳥肌がたった。
また時折、引いた画面に映る満員の観客席を見ても
スケート界の盛り上がりを感じた。
過去には渡部絵美さん、伊藤みどりさん、八木沼純子さんら
時代を代表するスケーターはいたが、同時期にこれほどまで
素晴らしいスケーターが多くいるのは、長年の強化育成が
花を開いたのだと思う。
ここからつらつらと考える。
不遜にも「日本の文化的レベルも相当なものだ」と。
世界中には、生きてゆくだけで必死な日々を
送っている人たちが沢山いる。
決して否定的な意味ではなく現在の日本からは、
世界的なピアニスト、バイオリニスト、F1レーサー、MLBプレーヤー
サッカープレーヤーなどが輩出される。
アニメ、キャラクターグッズ、映画のアメリカでのリメイクなど
世界に向けて日本発のものも多い。
また私たち一般人でもミュージカル観劇やオーケストラの演奏鑑賞などが
身近のことになってきている。
バブル時代とその崩壊を受けて日本の「成熟」というのか
「退廃へのプロローグ」というのか
そんな時代を生きているのではないだろうか。
また別に思うことは、昔からある日本の文化的なものや
娯楽が衰退し、西洋的なものに比重が移っていると感じる。
相撲、落語、歌舞伎などはその時代のヒーローを生み出せなく
なってきている。
スケートを見た後、頭の中があらぬ方向に脱線し
そんなことを考えた昨日から今日でした。