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2026/8/8

今日は朝から夕方まで

難波往男先生が主宰する咸生書院の

「陽明学講座 入門講座」に参加。

私は、

2018年1月に同じく難波先生の

「陽明学講座」を修了しました。

当時の日記はコチラ

そして、その後、地元にて

「えびす大学 西宮」

~陽明学を学ぶのではなく

 陽明学から学ぶ場~の

お世話をしています。

このたび、難波先生が

大学講座、中庸講座、孝経講座を経て

再び陽明学講座を開講されるとのこと。

前回の受講から、

長い年月が経っていますが、

また違う気づきや学びがあるだろうと

とても楽しみにしていました。

今回の講座は、

王陽明が残した言葉を

弟子たちがまとめた「伝習録」や

その他関連の書籍から

難波先生が作成されたワークブックを

教材として進められるようです。

今日は、王陽明37歳のエピソード

「龍場の大悟」を学びました。

陽明は、当時の皇帝の

腐敗した側近から弾圧され

高級官僚の立場でありながら、

中国南部の山の中

「龍場」に左遷されていました。

そこでの暮らしの中で

「聖人の道は、吾が性に自足す。

之より尚、理を事物に求めていたのは

誤りであった」

吾性自足。向之求理於事物者誤也。という

「大きな悟り」を得ました。

これらのストーリーを

自分なりにどのように感じ解釈するか

グループで話し合いました。

私のグループを代表した方が、

「陽明は、聖人の道を外部に探していたようでが、

聖人の道、すなわち「良心」=「良知」が

自分の心の中にあることに気づいたのですね」と

発表したところ、

難波先生は

「それは違うんです。みなさん、このエピソードを

そのように、解釈するようですが、違うのです。」と

おっしゃったので、

私は「えっ、そうじゃないの???」と驚きました。

難波先生は

「心(良心)が物事を判断する。という概念ではなく、

目の前の物事(人間を含む)とのやり取り(関係性)、

そのものが「心」なんです。

相手との関係性の中で感じたこと、

それに応答する場が心なんです。」とおっしゃいました。

最初は腑に落ちなくて「???」が増幅しました。

さらなる解説を聞いて、

自らの日頃の考え方が頭をもたげました。

私が「他人は他人、自分は自分。」と言うと、

他者から「古澤さんは冷たいね。心が無いね。」と

言われたそんな経験があります。

日本語の「心が無い」という表現は、

他者との交わりの中でしか

「心」は存在しないことを表している。

他者とのやり取りを拒絶したとき、

すでに「心」は存在しない。となります。

また、例えば

社員さんが、はからずも退職したとき

社長さんは「心に穴が開いた」と表現します。

これも、心という社長と社員の関係性(場)から

社員さんがいなくなった。

関係性の場に「穴」が開き、

その穴から社員さんが、

外部に出て行ったことを

表現しているのでは??という

感覚が生まれてきました。

「これは、面白いことになってきたぞ!!」

私の「心」にざわざわとした

何かが生まれました。

「心」は自分の中にあるのではない。

「心」は自分一人では成立しない。

「心」は相手(対象物)が存在してはじめて成立する。

そんな想いが生まれてきました。

それを「日本語」が把握していて

「心が無い」とか「心に穴が開いた」という

慣用句を作っていたとすると、

とてもとても驚きです!!!

そして、次なる疑問は、

それらの慣用句は、いつの時代からあったのか?

陽明学が伝来した江戸時代以降に生まれたのか?

それとも、平安時代や鎌倉時代から

存在した言葉なのか??

もし、伝来前から存在しているとすると

王陽明が「大悟」するまえに

日本民族はその悟りを得ていたのか??

また、陽明学が伝来して以降に

慣用句が生まれたとすると

日本民族には、

陽明学の中心的概念に親和性があり、

短時間で学び、理解したことになるのでは??

そんな妄想が生まれてきました。

陽明は「大吾」したときに

周りの従者が驚くほどの

大声を上げたとのことですが

今日の私も「大声」を

「心」の中で上げました。

心即理という言葉の意味に

少し近づけた感覚です。

陽明学講座、楽しみになってきました~

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