〒662-0912 兵庫県西宮市松原町4-1 西宮ステーションビル503
JR西宮駅南口から徒歩1分 国道2号線沿い 南東角

恩師宅にて

白酒 ライライ~

天安門広場

巨大なホテル

巨大な繁華街

2025/1/11

中国二泊三日の2日目 その2です。

恩師宅を目指すタクシーが、

住宅の立ち並ぶエリアに入りました。

日本で言う団地風。

Cさんが「ここらへんで」と中国語で告げ

タクシーを降りました。

「この建物の2階のはずです。」と私たちに。

階段を上がりドアの前に立ちましたが

表札らしきものが見当たらず

Cさんはその場で電話を掛けました。

すると、さきほど通り過ぎた部屋のドアが開き

電話を持った方が出てきました。

「こっちこっち」って感じ。

Cさんは、まるで、

昨日会ったかのような様子で

30年ぶりの恩師に近づきました。

恩師も、同じような雰囲気で

部屋に招き入れてくれました。

奥さんに挨拶して、

77歳の恩師は「ソファーに掛けなさい」と。

H君と私が並んで座り、

恩師とCさんが並んで座りました。

Cさんは私たちに向かって

「Cは変わってないよ」と

恩師が言ってくれたと

嬉しそうに通訳してくれました。

そして、Cさんは、

日本からのたっぷりのお土産を渡し、

H君と私も日本のお菓子を渡しました。

その後、二人はず~~と

話を続けていました。

私たち三人は、テーブルに用意された

ピスタチオや殻付きピーナッツ、

恩師が目の前で4つに切ってくれたリンゴや

手で剥いてくれたみかんや

巨大なグレープフルーツのような果物を

頂きました。

1時間くらい経ったとき、

呼び鈴が鳴り、宅配の料理がやってきました。

円卓に席を移して、

奥さんが作ってくれた料理も一緒に

少し早い昼食がスタートしました。

ここでも中国式のおもてなしで、

円卓いっぱいの料理が並びました。

そして、お供は、やっぱり、

アルコール度数50度を超える

「白酒(ばいじゅう)」です。

ショットグラスに注ぎます。

日本では紹興酒が有名ですが

中国では白酒が一般的のようです。

名前のとおり「白い=透明」なお酒です。

度数がきついですが、香りが良くて

病みつきになりそうな味わいです。

食事をいただきながら、

恩師とCさんの会話は続きます。

それをH君と私は、眺めています。

途中、恩師が、何度もグラスを持って

乾杯しようとされます。

私は、「かんぺい~」と言って

口を付けずにグラスをテーブルに置きました。

アルコールが強いので少し慎重になっていました。

するとCさんが

「乾杯したら口を付けないといけませんよ」と

教えてくれました。

その後も、一つの話題がひと段落すると

「乾杯」します。

私が日本のつもりで、

うっかりマイペースでグラスを持とうとすると

恩師は、それに合わせてグラスを持たれます。

「あっ、それが中国の気配りなのか!」と

感じました。

また、料理もマイペースで

自分の皿に運ぶのではなく

相手の皿に運んであげるのが

おもてなしのようでした。

ずっ~と中国語で

二人が話を続けている傍らで

H君は

「なるほど、だからCさんは

日本でもあのように振舞っていたのか!」との

気付きを得たようでした。

日本には、日本流の気遣う時や場所や立場があり

中国には、中国流の気遣いがあるのですね!

その後も乾杯の度に、

「ライ、ライ~」と言ってグラスを合わせました。

「ライ、ライ」は「飲め、飲め~」という

意味のようでした。

「大切にするべきは、自らの良心と常識だよ」と

何度も語っておられました。(Cさんの通訳より)

私は、陽明学を学んでいる途中ですが、

「伝習録」などの本での学びと

恩師先生のおっしゃっている言葉が

「あっ、おんなじことを言っているな~

でも、それを先に本で学んだだけだ。

源流はこの地にあって、同じことを言うのは、

必然というか当たり前だな」と感じました。

恩師は隣に座っている私の二の腕を取り

また、あるときは、握手をして、

熱っぽく私にも語りかけてくれました。

全員、かなり酔っぱらってきました。

ときおり、奥さんが、隣の部屋から出て来て

恩師をたしなめるように、何か喋っています。

「あなた、もう飲み過ぎですよ!」と

心配していることは

言葉は分からなくても理解できました。(笑)

11時から食べ飲み始めて4時過ぎとなり、

そろそろお開きの時間となりました。

恩師と奥さんにお礼を言ってお宅を離れました。

住宅が立ち並ぶエリアから

タクシーを拾う表通りまで

歩道を歩き始めました。

すると、自然と涙があふれてきました。

少し前を歩くCさんの肩も震えています。

H君が泣いているのも分かりました。

お互い、男ですので

涙を悟られたくなかったのですが

三人とも、その場で号泣しました。

感情があふれ出して

コントロールできなくなったので

「ちょっと、ココで立ち止まろう」と

私は言いました。

歩道脇の植え込みスペース前で

三人で泣きました。

夕暮れとき、男三人が立ちすくんで、

泣いていましたので

住民の皆さんからは、

かなり怪しまれたと思います。(笑)(笑)

その後、タクシーに乗ってからも

一度、収まった感情が

再びあふれ出してしまい、

声を殺しながら、泣いてしまいました。

ここでも、タクシーの運転手に

怪しまれたと思います(笑)(笑)(笑)

地下鉄に乗り、北京中心部まで戻りました。

私が渡航前にリクエストしていた

天安門広場に立ち寄ることになりました。

ただ、現在、事前予約が必要とのことで

近づくことはできませんでした。

ここでも治安に対する警戒感を感じました。

その後、すぐ隣にある

とてつもなく大きなホテル(北京飯店)を横切り

とてつもなく大きな繁華街を見学して

お土産を買って、ホテルに戻りました。

まだ、お腹は一杯だったので

ビールとつまみを買って

部屋で三人で語り合いました。

素晴らしい体験、

何とも言えない清々しい心持ち

とても素晴らしい一日になりました。

Cさん、H君、お疲れ様でした~~

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