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報徳二宮神社様
2024/11/17
小田原合宿2日目。
ホテルから歩いて
小田原城跡の隣にある
報徳博物館へ
研究員の方の解説を受け
展示物の見学をしました。
その後、博物館の代表理事の方と対話。
代表理事の方は
昨日お会いした報徳二宮神社の
宮司さんのお父さんでした!
ここでも、尊徳翁の言動・思想を
詳しくお話しいただきました。
以上で、ひとまず、
合宿のスケジュールは終了。
帰路につきました。
昨日の宮司さんのお話しなどから
合宿を振り返ってみると
今、世の中ではSDG‘Sや
「ビジネスと人権」という概念が
重要なテーマとなっていますが
日本には、昔から、それらの概念を
すでに包括した、もっと言えば超越した
思想や行動の成果が
生まれていたのではないかと思いました。
尊徳翁の思想は、(私が思うところに)
天道(天の意思)と人道(人の営み)の調和です。
天の意思に任せていれば、
風雨や草木の成長などにより、
田畑は荒れ果て、家も道路も水路も朽ちていく。
それに対して人道とは、
天の意思を尊重しながらも
人が、困窮しないように
生きていく、豊かになっていく
成長していく術を
実践しようとするものです。
それは、まさに持続可能な開発と言えます。
その実践のために大切にされたのが、
・至誠
・勤労
・分度
・推譲 という4つの言葉(行動)です。
また、幼年期、尊徳翁(金次郎)は、
大人に混じって、懸命に働きました。
いわゆる「ビジネスと人権」の概念では
児童労働は、根絶するべきテーマです。
しかし、金次郎のような
時代の常識を超越した人物には
当てはまらないように思います。
(もちろん、貧困の中で、
大人に使われて働かされ、搾取されている
外国にみられるような子供たちは、
守る必要はあると思いますが)
日本のように、農耕をベースに
その土地に定住する中で
育まれてきた手法や思想の中には、
現代の日本社会にも通用するものが
沢山あるのではないかと思いました。
そのようなヒトの意識の表れが
生まれた地域をより良くしたい、
地元に住み続けていきたいという
機運に繋がっているとすれば
それは、いわゆる国際社会が
提唱する概念よりも先回りして、
すでに体得していた
ご先祖様の意思を再現する動きであるとも
言えるかもしれません。
戦後、サラリーマンが、
全国転勤を当たり前としてきた時代から
転勤を望まず、地元で働き続けたいという想いも
ある意味、「先回り」の意識の発露で
あるかもしれませんね。
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