2017/12/4
今日は、午後から
兵庫県社労士会と
関連団体であるSR経営労務センターとの
合同研修会でした。
今年は、社労士会が企画運営をしました。
テーマは
「外国人技能実習制度」について。でした。
先月のちょうど今頃、ベトナムにて
送出し期間である日本語学校と
元実習生の実家を訪問した私にとって
ドンピシャのテーマでした。
この11月1日に関係法令の改正があり、
制度上は、「実習生の保護」が明確になりました。
第1部は、その法令全般のお話を
東京からお招きした講師の方に。
第2部は、宝塚で、この制度における「監理団体」を
運営している協同組合の代表の方。
この方の考え方や事業に対する姿勢が素晴らしかったです。
外国から来た実習生をしっかりと守るため、
いろいろな方策や行動をとっておられます。
外国人技能実習制度の運用において
このような方ばかりであれば、
私が、ベトナムで感じた「心配事」の多くは解消されます。
ただ、世の中は、そうではないし、
主催されている協同組合のマンパワーにも限りがあると思うので
外国人技能実習生を受け入れた中小企業があれば、
私たち社労士も、「できること」を模索していきたいと思いました。
そして、講演が終了しました。
私は、合同研修会の一方の主催者として、
閉会のあいさつをしました。
先月ベトナムへ行ったこと、そこで見聞したことなどをベースに
相当の覚悟で母国を離れ、来日した人たちが
「わずか3年だったけど、日本に来て、良かったな」と
思ってもらえる取組みのサポートをすることが
私たちの仕事ですね。とお話しました。
とても、良い研修でした。
企画運営していただいた皆様
お疲れ様でした。
ありがとうございます。