2017/8/19
今日は、午後から京都での勉強会、
「二宮尊徳研究会」に参加。
経営者や事業運営に携わっている方が
発表者となって、自身の経営や人生を話し、
それを共有して、参加者が意見の述べる形式で進みます。
今回は、障害を持つ子供たちの支援事業から発題していただき
障害者の就労支援へとつながるお話でした。
その中で、「障害」=「異才」と捉え、
障害者の「異才」が活かされる、必要とされる
社会になる取組みが必要では?
という意見がありました。
一方で、「そんなことは理想ではあるが現実的ではない」
という意見もあり、大変考えさせられました。
法律で定めた障害者雇用率により、
一定規模の企業には障害者の雇用義務が生じています。
単に、雇用率の達成のためだけに、障害者を受入るだけ。になってしまうと、
かえって、障害者の気持ちを傷つけ・ないがしろにしてしまう。
そんな環境では、異才の活用など、たどり着きようもありません。
義務を果たすためだけに、行動するのは、逆効果ですね。
福祉と経済を一体となって好循環させるのは大変な困難ですが
その課題を強く考える機会になりました。