2016/10/25
今日は、午前中、顧問先様にて、
就業規則とその他の諸規程を検討。
労働契約法第18条
「無期雇用転換申込権」を行使した社員さんを
社員区分上、どのようなカテゴリーで受け止めるか。
をメインテーマにして検討しました。
とても難しい問題です。
受け皿としては、社員区分に
「無期雇用転換の申込をした者」を
追記するしかないかなと考えます。
そのうえで、退職金や賞与等の適用の有無を明示する。
そんな方向性だろうと思います。
方向性が決まったとしても
それを実際の「文章にする」ことが
また難しい・・
それと、仮に一人の有期雇用契約者に着目すると
1.当初
→有期雇用契約者
2.5年経過し、無期雇用転換権を行使
→無期雇用転換の申込者
3.その後、定年(60歳)到達し、1年更新で65歳まで
(ただし、無期雇用転換権は一定の条件で発生しない)
→定年再雇用者
一つの会社で、社員区分が3つに変化することになりそうです。
難しい・・
それを実感した一日でした。