2008/2/23
今日は、午前中は事務所で仕事
午後から、神戸で研修会に参加
社労士会の主催する「中ブロック研修」です。
テーマは「労働判例に学ぶ」〜懲戒〜
これまで、社労士の仕事というのは
行政に対して、いかに申請や手続きなどが
しっかりできるか?が重要なテーマでした。
法律や行政通達を調べ、学び、
依頼者に喜んでもらえるよう
行動することが大事でした。
今後もそれは大切なテーマです。
が、労使のトラブルが多発する昨今、
時間も費用もかかる裁判に頼らずに
問題を解決するため、
逆説的ではありますが、
過去の判例から、トラブルの中で
いったいどこが争点となるのか?や
司法が判断を下す際の考え方を学び、
さらに進んで、その判断の源流・根本となる
法律の本旨を学ぶことが求められる…
そんな状況になってきました。
行政ばかりに目を向けず
司法へアンテナを張ることが
必要です。
しかし、社労士は弁護士には
なり得ないのですから
「裁判では、こうだ、ああだ」と
いうのでは無く、地に足をつけた
労使紛争の解決方法が必要です。
また、理想を言うのならば
自分が関与するところには、
紛争が起きないよう
事前に防止する役割が
求められていると思う。
現実は、なかなかそうは
行きませんが、それを
目指して、日々勉強です。