2006/12/4
2日連続「人」に関する衝撃的な話を聞き、
日頃なんとなく思っていたことを改めて考えた。
「今の日本」と「夏目漱石の小説の時代」が似てるのでは?と。
学生時代、バスケットに明け暮れ、本はあまり読んでいませんが、
母方の実家に漱石があり、何冊か読んだことがある。
小説に出てくる主人公は、あくせく働いている訳ではなく、
「書生」さんとして、日々なぜかしら暮らして行けている。
(3部作?のどれかだったと思う…すいません)
読んでいて「なんでこの人は生きていけるのかな?」と
とても不思議でした。無我夢中の明治維新が昔のこととなり、
戦争によって国力がどんどん強くなっていく中で、
「なんとなく生きていける人」の存在感が増していく。
そんな感じが今の日本と似ていないかな?
先人が敗戦後、がむしゃらに過ごした日々、今となっては
批判されることもありますが、しかし今その時の貯金で
暮らしているのでは?
漱石の時代以降、日本はそのすべてを失ったのですが、
「歴史は繰り返す」のならば、平成のコレからは、
すべてを失うような激動の時代を迎えるのか?
人材について、よく言えばあっさり、悪く言えば、根性なしで
すぐに仕事を辞めてしまう。それで通用する今の静けさは、
激動を前にした、その前触れかもしれません。
ただし、すべての(若い)人がそうで無いことも付け加えます。
先入観なく、一人ひとりと付き合わなければいけないとも。
今日は、大きな事を書きましたよ〜
時代認識など間違っていたらお許しを