2006/12/2
今日は、朝からお客様が来所。
HPを見ていただき、お電話を貰い、
この日会うことになった。
神戸を中心に小売業をしておられるとのこと。
社会保険について、労働保険について、
そして就業規則について、ご相談があった。
その中で、社長さん曰く
「フリーターを活用する時代は終わりました。
これからは、正社員化を前提に経営していかないと」
「フリーターをターゲットに店員募集をかければ
何十人と応募があるけど、面接時間に来ない、
採用しても出社しない、出社しても続かない、
など非常に苦労している」
「だから昔と違い、予定人員より多く採用して
自然淘汰される中で、シフトを考えています」
などなど、人に関する経営者感覚の最前線を
教えていただいた。
団塊の世代のリタイア、景気の回復、少子化が要因で
求職環境が改善されている。ただし「非正社員の比率が
高い」との指摘がある。
しかし、その一方でやはり正社員を確保しなければ
経営が立ち行かなくなる。そんな危機感が
芽生え始めているのかもしれない。
昨日の忘年会に続き、2日連続で企業の「人材」について
驚き、衝撃を受けました。
打ち合わせが終了後、研修会に参加するため
神戸へ向かった。
「離婚分割」がメインテーマで、大変勉強になった。
しかし年金制度は複雑化しすぎている。
これでは、一般の方に「年金」を身近に
理解してもらうことはできない。
ただし、難解な法律と一般の方との間を
橋渡しするのが社会保険労務士の役目かな
とも思う。
非常に長く、そして意義深い一日でした。