2006/11/30
今日で11月も終わり。今年もあと1ヶ月
早い、早過ぎる
午後から地方裁判所へ裁判の傍聴に行ってきました。
顧問先の関係する事案でした。
昔、別の顧問先に強盗に入った犯人の裁判を
聴きに行ったことがあります。
ですから2度目の体験です。
1時15分から順番に事件名が呼ばれ、被告席と原告席に
それぞれ弁護士さんが座ります。そして終わると
次の弁護士さんが
マイク越しでも中々聞き取れないやり取りが続く
「では、次回の予定は○月×日で」と締めて終了。
裁判って双方の弁護士が立ち上がって
論戦を繰り広げるんじゃないのですね。
あれはTVや映画の世界だけか?
「それに関しては、検討し書面にて」と
その場では即答しない。書類を作って提出して
裁判官と弁護士は、それに目を通し次回の法廷に出る。
裁判のその日に劇的に何かが判明したり
逆転したりはしないのか。裁判の前に
ストーリーは出来上がっているようだ。
顧問先の事件もあっという間に終了し、
社長さんと地下の喫茶店へ行くが
「食事はできますが、コーヒーは
外の自動販売機で」と断られた。
そこに白いシャツを着た若い小柄な女性が
コーヒーを買いに来た。
こちらを「チラッ」と2度ほど見て会釈してくれた。
「??? 誰かな〜」と思っていると
「さっきの法廷の裁判官やで」と社長が
こっそり耳打ちしてくれた。
「え〜、あの人が、そうでしたっけ??」と私
法廷では上半身のみ見えた。しかも黒いマントみたいなやつ。
でも普段着だと全然判らない。(あたりまえか)
普通に自販機でコーヒー買ってどこかへ戻って行きました。
(これまたあたりまえ)
同一人物とは気が付かなかったな〜
裁判官も人間なんですね。
(あたりまえ)