2006/6/28
社会保険労務士の友人と電子申請の話になった。
「算定基礎届、電子申請でしますか?」と私
「しないよ」とその人。続けて
「いつも社会保険労務士として顧問先に
アピールする必要がある。電子申請は事業所の印鑑が
いらないので、手続きは楽になるだろうけど、
よくよく考えないと自分で自分の首を絞めることに
なるかも」と言っていた。
「なるほど」と私
私自身恥ずかしい話ですが、会社の社長さんに
「古澤さんに日常の何を頼んでいましたっけ」と言われて
しまうことがあります。依頼された仕事を事務所に持ち帰り
頑張っていても、社長さんには見えていない。
コレだけのことをやっています。とのアピールは
確かに必要だと思う。
士業は実業家が居てこそ成り立つのだから、かつ
専門家として顧問先に認めてもらう仕事をしなければ
存在価値は無くなります。
今年から、社労士が行う社会保険算定基礎届の電子申請は、
事業主の電子署名無しで、社労士の電子署名のみで、
申請を行うことができます。給料のデータさえ貰えば
自分の事務所から離れることなく、手続きが完了します。
でも、会社の社長さんには、何も見えていない。
会社に足を運び「ここに印鑑押してください」と
言うことも大事なのかもしれません。