2006/5/4
先日、職員が言った。
「同じことを質問してこられる方がいますが、
Q&Aを作って配布すればどうですか」と。
「いらないと思います」と私。
毎年、決まった季節に決まった質問をしてこられる
お客様がいらっしゃいます。
「社会保険の算定基礎届は何月に提出?」などなど
社長様から見れば例えば労働保険料は、法人税や消費税や
源泉所得税預かり金や住民税預かり金や自動車税やそのほか、
色々と支払うお金の中の一つに過ぎません。
Q&Aをきちんと読み込まれる社長さんもいらっしゃるとは
思いますが、みなさんお忙しい方が大半ではないでしょうか。
すべてを覚えておく必要はないですし、支払い時期を
「大体このあたりで支払う」位の程度でよいのだと思います。
でもいつ支払うのか正確な時期を知りたければ
私たちの事務所へお問い合わせをいただければ
いつでもお答えできます。
偉そうなことを申しますが
所謂「士業」の存在理由の一つかなと思います。
すべてを社長さんや事務員さんができるのならば
私たちの存在価値は無くなります。
「う〜ん、どうやったかな?」と言う時に
「聞いてみよう」と電話を掛けてもらえる存在で
なければいけません。
「社会保険労務士がいなければ、自分で管理しなければ
いけないが、あなた(古澤)の事務所があるから覚えなくても
いいよね」と思ってもらわねばなりません。
今年も同じ質問をいただきましたが、
また来年も同じ質問のお電話をもらえるように
日々がんばっておかねばと思います。
追伸)明日から家族旅行へ行って来ます。
またアップできればと思います。